タダラフィルは食事の影響を受けない?

タダラフィルの大きな特徴として、食事の影響を受けにくいというものがあります。バイアグラはある程度、食事の影響を受けるため服用では気を使う必要がありますが、タダラフィルはバイアグラほどの影響はないといわれています。

とはいえ、ある程度気を付けた方が効果を実感できることは確かです。たとえばタダラフィルは個人差はありますが、服用して2時間以上経ってから効果が出てくる薬です。これは空腹時に服用した場合で、食後に服用すると効果が出るのが遅くなります。豚カツやステーキなど油分の多い食事の後だと、もっと効果の出る時間が遅くなります。まったく影響を受けないというより、効果の出る時間に違いが出てくると言えるでしょう。バイアグラやレビトラなどの薬とタダラフィルとの大きな違いは水溶性です。バイアグラなどは水に溶けやすい性質を持っています。ただ、効果の持続時間はタダラフィルより短い傾向があります。これに対してタダラフィルは水に溶けにくいという性質があり、ゆっくりと消化されていきます。そのため、最初に効果が出るまでに時間はかかりますが、その後も有効成分が少しずつ吸収されていくため、作用時間が長いということになります。

また、アルコールに関してもタダラフィルにあまり影響はなく、併用しても構いません。とはいえ、タダラフィルには頭痛やめまいなどの副作用がありますので、アルコールと併用すると副作用が強くなる可能性があります。人によってはアルコールを飲んでから、タダラフィルを服用して、悪酔いしてしまったということもあります。良いが回りやすくなり、副作用の頭痛などを引き起こすことになれば、性行為そのものが不可能になります。アルコールはリラックスするためのものという程度に留めた方がいいでしょう。タダラフィルは他のED治療薬に比較して即効性はないものの、長くじっくり効く性質があります。こういった特性をよくわきまえたうえで服用していきましょう。

タダラフィルの偽物に注意!

バイアグラなどのED治療薬にも多くありますが、タダラフィルにも偽物が出回っており、注意が必要です。多いのは個人の輸入代行業者が絡むケースです。ED治療薬は、医師の診断を受けて処方箋をもらったうえで入手しますが、個人輸入の方が安価であるために、個人輸入業者を頼る人が多くいますが、悪質な偽物があるため充分な注意が必要です。

タダラフィルを配合した代表的な薬がシアリスですが、偽物のシアリスには、本来とは異なる成分が混入している可能性があり、予想が困難な健康被害を及ぼすことが心配されます。インターネットを利用した個人輸入によるシアリス錠の安易な購入は控えた方がいいでしょう。シアリスは国内では5mgをはじめとした3種類だけは医師の処方によって販売されていますが、個人輸入代行業者が取り扱っているもののなかには50mgや100mgなど、規格外のものがあります。偽物のシアリス錠は、販売開始直後の2007年9月にはすでに偽物が発見されています。

2011年、国内で偽物のシアリスを服用したことによる重篤な副作用を発症した事例が報告されています。冷や汗やふらつきがあったため、救急外来に受診した患者が、その後意識レベルが低下するといった重症な低血糖症を発症しています。この患者は来院の前夜に、友人であるタイ人からもらったシアリス錠を使用していたことが分かっています。このシアリスは偽物で、正規品には配合されていない血糖降下剤が大量に含まれていたということです。ED治療薬を取り扱う製薬会社が調査したところによると、インターネットで流通しているED治療薬の55.4%が偽造品であったことが報告されています。偽造されたシアリスは、シアリスの正規品と同じ成分を含むものはなく、エフェドリンや不明な物質を含有しており、成分や品質の点で大きく差があることが判明しています。偽造品と正規品では、錠剤の見た目がすでに違っています。偽物をつかまされないためにも、医師の診断を受けたうえで、正規品を処方箋によって処方してもらいましょう。

タダラフィルの正しい購入方法

タダラフィルを配合したED治療薬であるシアリスは、長時間効果の持続する薬として、近年高い人気を獲得しています。シアリスを購入するには2種類の方法があります。

最も一般的で安心して購入できるのが、病院などの医療機関で処方してもらうことです。シアリスは医療のための医薬品の一種として指定されている薬で、シアリスを販売するには、医師の処方箋が必要です。誰でも気軽に購入できる薬ではなく、ドラッグストアやコンビニでは、病院で処方してもらえる専門的な医薬品は販売されません。EDの専門クリニックなどに受診し、診察と必要な検査をしてもらったうえで正規品のシアリスを購入しましょう。

日本の法律のうえでは、シアリスは医師の処方箋がない限り販売してはならないことになっています。これ以外の販売方法は違法です。通販でも取り扱いは禁止されています。ただ、これは日本の法律によるものであって、海外の場合は異なっています。海外の通販サイトには日本の法律は適用されません。とはいっても、海外サイトからの購入には言葉の壁もありますし、商習慣も日本とは異なっています。そのため日本からの購入ではトラブルが発生しがちです。こういった場合に良く利用されるのが個人輸入代行サービスというもので、購入者の代わりに海外と取引してくれるサービスです。海外の商習慣に慣れていない日本人ユーザーにとってはありがたい存在で、たとえばファッションや日用品などを取り扱う業者は人気があります。

薬でも、日本の法律の適用外ですので、気軽に購入することができますし、なんといっても格安という点が魅力です。医師に診断してもらい、処方箋を出してもらって薬局で購入するのと比較して、ほぼ半額で購入が可能です。ただ、個人輸入では、必ず個人で使用することが法律で決められています。譲渡も禁止です。また、個人輸入は完全に自己責任です。用法や用量をしっかり守っていく必要があるので注意しましょう。

タダラフィルとは?

タダラフィルというED治療薬に注目が集まっています。ED治療といえばバイアグラが有名ですが、他にもレビトラというバイエル薬品が販売している治療薬も登場しており、タダラフィルも近年注目されているED治療薬です。

タダタラフィルは、元々シアリスというED治療薬のジェネリック医薬品です。同じ成分を持つ後発医療薬をジェネリックといい、シアリスもタダラフィルも効能は同じです。後発医療薬であるため、先発のシアリスよりも安価で購入することができます。シアリスは効果持続時間が長いのが特長で、タダラフィルも同様に効果が長い時間継続します。とはいえ強い薬ということではなく、マイルドに効いていきます。より自然な勃起が得られ、バイアグラやレビトラを服用したときのような赤ら顔になりにくいというメリットがあります。バイアグラなどで顔のほてりが気になるという人や、軽度のEDの治療に向いていると言われています。

タダラフィルは水に溶けにくいという性質があり、服用してから最高血中濃度に達する時間が30分から4時間となっており、人によって大きな個人差があります。バイアグラは30分から1時間ほど、レビトラは40分ほどで血中最高濃度に達すため、効き目はおだやかと言えるでしょう。即効性はあまり期待できないかもしれません。そのため、服用は性行為の2時間から3時間くらい前がいいとされています。

タダラフィルは、勃起を妨げる酵素である5型ホスホジエステラーゼの働きを阻害して勃起をうながすという薬です。服用してから約36時間まで機能の改善が見られ、服用のときの食事への影響が少ないという点がメリットです。飲む時間にこだわらなくていいというのが最大の特長といえるでしょう。バイアグラは、主に性行為の1時間前に服用しますが、タダラフィルはそういった忙しさはありません。空腹時の使用が推奨されています。ED治療薬は効き具合や副作用に個人差があります。いくつかの種類を試してみて、自分に合っているものを探すようにしましょう。

タダラフィルと併用できない薬

タダラフィルと併用できない薬の代表的なものが硝酸剤です。併用禁忌とされています。薬にはこういった併用禁忌はよくあることで、それを防ぐために近年では自治体で「お薬手帳」などを住民に配っています。

タダラフィルは「選択的なcGMP特異的PDE5阻害剤」という種類の薬です。細胞内のcGMPの濃度を上昇させて、血管平滑筋の弛緩を増強させることで、勃起力を高めます。このため、タダラフィルと硝酸剤を併用すると、血管平滑筋が弛緩することによる降圧作用が増強されることになり、結果的に過度の血圧降下を生じる危険性があります。慢性的な狭心症患者や冠動脈疾患患者、糖尿病患者などを対象とした薬物併用実験をした際に、硝酸剤とタダラフィルを併用で心血管系の有害事象が発現することが認められています。このため、硝酸剤とタダラフィルの併用は禁忌とされています。狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの既往症を持つ人、また低血圧症や高血圧症の患者に対してもタダラフィルの投与が認められないケースがあります。性行為は血圧や心拍数、心筋酸素消費量を増大させます。心血管系の障害を持っている人は、性行為そのものを控える必要があります。また、タダラフィルによる血管拡張で血圧が下降するので、心血管系に異常をきたす危険性があります。脳梗塞や脳出血後の患者は血圧コントロールが重要になります。そのため、安全性を考慮して、こういった既往症のある人には処方されないことがあります。

また、タダラフィルは薬物代謝酵素によって代謝されるため、肝障害の患者にも処方されないことがあります。国内外の試験によっても、重度の肝障害のある患者には、クリアランスが低下し過ぎるという結果が出ており、処方は見送られる可能性が高いです。また、タダラフィルはPDE6に対する阻害作用も持つため、PDE6の異常を回避しなければならない網膜色素変性症の患者に対しても使用は禁止になっています。その他、ED治療薬全般で注意すべき既往症があるので、医師に診察してもらったうえで処方してもらうようにしましょう。

« 前のページ